正体・長体・平体
正体・長体・平体とは文字の縦横比を調整することでデザインされた字体のことです。それぞれの特徴は以下のとおりです。
- ・正体:正方形におさまるよう(縦横ともに100%比率)に設計された文字。
最も可読性の高い文字の縦横比でデザインされている。
- ・長体:横の比率を縮めて縦長(縦100%/横80%比率)に変形させた文字。
正体では文字が掲載スペースに入らない場合に使われる。
- ・平体:縦の比率を縮めて横長(縦80%/横100%比率)に変形させた文字。
縦組みで正体では文字が掲載スペースに入らない場合に使われる。
おじさんが初めて指示した先生は長体・平体が好きでしたね。
5%ぐらいの文字は結構きれいに見える…これって活版がなせる技なんですが?
2番目の先生はそこらを理論的に説明してくれた。なもんで…詰め文字は良くごまかした経験がある。
簡単に言えば写植を組んだ後、偏向レンズで文字の比率を変形させるんですが、
その時に10%から80%程度ですが変形させることができるそうです。やったことないんで知りませんが?
よくあるワープロってっこれも今はないか?
正体の枠を大幅の越えた50%の平体とか長体(横長文字・縦長文字)はあまり考えていないようです。
レンズを通して変形するので文字が大きく屈折するからかな?
まぁ長体1とか平体2とかで10%から20%が限界なのかもしれません。