表現物に合ったフォントの選定
「文字情報を効果的かつ、読みやすい状態にデザインする」こと
こんなこと、わかちゃいるけど…なんですね。
フォント選びは上述の通りタイポグラフィの代表的な要素の一つです。
テレビ番組のテロップのように、フォントには感情(喜び・悲しみ)や雰囲気(明るい・上品)などを伝える効果があります。
そのため、制作物で伝えたい感情や雰囲気、または文字情報を掲載する場(セミナー、冠婚葬祭など)に合ったフォントを選択することがとても大切です。
例えば明朝体は繊細で上品なイメージがあるため、画像のような冠婚葬祭の招待状などによく用いられます。
手書き文字フォントは優しい雰囲気を相手に感じさせ、自分や制作物に親近感を抱いて欲しい時に最適なフォントだと言えます。
ポップ体はコンビニやスーパーなどのPOPをはじめとした、販促や宣伝に最適なフォントだと言えるでしょう。
デザイン性を重視したい場合は多少読みにくくても、伝えたい雰囲気を反映しているフォントを選ぶ方法もあります。
どのような表現が適しているのかに迷う場合、文字を声に出して読むことで、読者に与えたい感情や雰囲気を掴めるようになります。